島根の「日本最古級」石器、7万年以上前に製作と修正 |
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发布日期:2012-01-20 阅读:次) |
島根県出雲市の砂原(すなばら)遺跡で発見され、昨秋、日本最古級の約12万年前と公表された石器の製作年代が、「12万7千年前~7万年前」と幅があることが分かった。23日、東京の国士舘大学で開かれた日本考古学協会総会で、松藤和人同志社大教授らのグループが発表した。
松藤教授らは昨年9月、中期旧石器時代(13万年前~3万5千年前)の約12万年前の地層から石片20点が見つかったと報告。しかし、その後の調査で、石器の出土した地層のすぐ上の火山灰層の年代が「約7万年前以前」とのデータを得たため、「12万7千年前~7万年前」に変えた。
松藤教授は「石器が出土した地層には、地層の累積にばらつきがあることなどから特定は難しいが、約7万年前より古いことは確かだ。今後、年代を絞り込みたい」と話している。
砂原遺跡の石器が発見されるまで日本最古とされていたのは、金取(かねどり)遺跡(岩手県)などから出土した石器で、約9万年前とみられている。
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