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古今和歌集の写本、鎌倉初期の完本と鑑定 甲南女大所蔵
( 来源:  发布日期:2012-01-20 阅读:次)
甲南女子大学(神戸市)は20日、所蔵する「古今和歌集」の写本が鎌倉初期(1220~1240年ごろ)のものと鑑定された、と発表した。古今集には漢文で記した「真名序(まなじょ)」と、撰者(せんじゃ)の紀貫之が和歌の意義を仮名で記した「仮名序(かなじょ)」の二つの序文がある。今回の写本は、全20巻の歌をすべて収めた「完本(かんぼん)」で「真名序」「仮名序」の両序文を備えた最古のものとみられるという。  写本は1982年に東京・神田の古書店から購入した上下2巻。関西大学の田中登教授(和歌文学)が鑑定し、上句と下句をはっきり区別せずに記した書式や文字の書風などから鎌倉初期と結論づけた。  現存する古今集の完本で最も古いのは、平安時代の「元永本」(国宝)と「伝藤原公任(きんとう)筆本」。それに鎌倉初期の「雅経(まさつね)本」、歌人藤原定家(1162~1241)が書写した「旧伊達家本」(国重要文化財)、「嘉禄二年本」(国宝)などが続く。  調査を担当した甲南女子大の米田明美教授は「真名序と仮名序が合わせて書かれているのは、漢文などの中国の影響下から、仮名に代表される日本独自の文化にかじを切った時代を象徴するもの。今回確認された写本が新たな議論を生むきっかけになればうれしい」と話している。23~30日に甲南女子大の図書館で開催する貴重書展で一般公開する。(深津純子)
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