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平安貴族彩る金の糸 平等院鳳凰堂で発見の織物片に
( 来源:  发布日期:2012-01-20 阅读:次)
世界遺産の平等院鳳凰(ほうおう)堂(京都府宇治市)にある国宝の本尊付近で2004年に見つかった織物片の両面に金箔(きんぱく)を張った紙の糸が織り込まれていることが分かった。平等院が11日、発表した。10~12世紀に中国・宋で作られて輸入されたきらびやかな織物だった可能性が高く、専門家は「織物の歴史を知る上で貴重な資料だ」と話している。  織物片は04年から平等院の本尊などを運び出して手入れした「平成の大修理」の際、本尊・阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)の台座(直径約2.7メートル)内部のすき間から、ガラス玉などとともに発見された。日本女子大の小笠原小枝教授(染織史)らが調査していた。  長さ8センチ、幅1センチの織物など約10片があり、紙の両面に漆と金箔をはって細く裁断した「金糸」が確認された。986年に宋から持ち帰ったとされる絹織物に織り方が近いことなどから、10~12世紀の間に宋で作られた後、輸入されたと推定される。縫い糸や折り曲げられた形跡があり、装束などを仕立てた後に余った布で作ったお守りのようなものと考えられるという。  小笠原教授は「身分の高い平安貴族が使っていた緻密(ちみつ)できらびやかな織物だったと考えられる」と指摘。国内では修禅寺(静岡県伊豆市)の本尊内にあった袋と、円覚寺(神奈川県鎌倉市)に伝わる袈裟(けさ)から、両面に金箔がはられた金糸が見つかった例があり、平等院が3例目になる。(合田禄)
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