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中国国家体育総局など複数の部門が共同で実施した国民体質監視測定の結果、２０歳から５９歳の中国人成人の約３分の１が体重過多であることが判明した。中国人成人のうち過体重・肥満の人の割合はいずれも、国民体質監視測定がスタートした２０００年以降、上昇し続けている。新華社が伝えた。
国民体質監視測定は５年に１回実施されている。２０１０年の第３回監視測定では、全国３１省・自治区・直轄地の住民を対象として、年齢層別のランダムサンプリング方法によって行われた。監視測定の対象となった成人は１５万５千人、観測指標は身体形態・身体機能・身体能力の３項目。
国家体育総局はこのほど重慶市で、２０１０年度国民体質監視測定公報を発表した。これによると、成人の過体重率は３２．１％、肥満率は９．９％にそれぞれ達した。身体形態指標では、体重が「最も重い」のは４０歳から４４歳の成人男性で、平均７０キログラム。また、腰囲が「最も太い」のは４５歳から４９歳の成人男性で、平均８６．５センチメートルだった。成人女性の身体形態指標から、体重と腰囲は、年齢が上がるにつれて増加していることが明らかになった。
成人の身体能力（体力）指標のうち、握力、背筋力、座位前屈各指標の平均値は軒並み低下した。
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